モアブが高き所に出て、おのれを疲れさせ、またその聖所にきて祈っても、効果はない。
デボンの娘は高き所にのぼって泣き、 モアブはネボとメデバの上で嘆き叫ぶ。 おのおのその頭をかぶろにし、 そのひげをことごとくそった。
主は言われる、わたしは犠牲を高き所にささげ、香をその神にたく者をモアブのうちに滅ぼす。
こうして昼が過ぎても彼らはなお叫び続けて、夕の供え物をささげる時にまで及んだ。しかしなんの声もなく、答える者もなく、また顧みる者もなかった。
そしてバラクはバラムを連れて、荒野を見おろすペオルの頂に行った。
そして彼はバラムを連れてゾピムの野に行き、ピスガの頂に登って、そこに七つの祭壇を築き、祭壇ごとに雄牛一頭と雄羊一頭とをささげた。
こうしてバラムはバラクと一緒に行き、キリアテ・ホゾテにきたとき、
モアブよ、おまえはわざわいだ。 ケモシの民は滅びた。 おまえのむすこらは捕え移され、 おまえの娘らも捕え行かれたからである。
その時モアブはケモシのために恥をかく。ちょうどイスラエルの家がその頼みとしたベテルのために恥をかいたようになる。
おまえが、とりでと財宝とを頼みにしたので、 おまえも捕えられるからだ。 またケモシは、その祭司とつかさたちと共に、 捕えられて行く。
その偶像は、きゅうり畑のかかしのようで、 ものを言うことができない。 歩くこともできないから、 人に運んでもらわなければならない。 それを恐れるに及ばない。 それは災をくだすことができず、 また幸をくだす力もないからだ」。
あなたは多くの計りごとによってうみ疲れた。 かの天を分かつ者、星を見る者、 新月によって、あなたに臨む事を告げる者を 立ちあがらせて、あなたを救わせてみよ。
その神ニスロクの神殿で礼拝していた時、その子らのアデラン・メレクとシャレゼルがつるぎをもって彼を殺し、ともにアララテの地へ逃げていった。それで、その子エサルハドンが代って王となった。
主よ、彼らは悩みのとき、あなたに求めた。 彼らがあなたの懲らしめにあったとき、 祈をささげた。
その時、彼らはわたしを呼ぶであろう、 しかし、わたしは答えない。 ひたすら、わたしを求めるであろう、 しかし、わたしに会えない。
わたしの父たちはゴザン、ハラン、レゼフ、およびテラサルにいたエデンの人々を滅ぼしたが、その国々の神々は彼らを救ったか。
自分の位を継ぐべきその長子をとって城壁の上で燔祭としてささげた。その時イスラエルに大いなる憤りが臨んだので、彼らは彼をすてて自分の国に帰った。
そしてソロモンはモアブの神である憎むべき者ケモシのために、またアンモンの人々の神である憎むべき者モレクのためにエルサレムの東の山に高き所を築いた。
わたしは彼を見る、しかし今ではない。 わたしは彼を望み見る、しかし近くではない。 ヤコブから一つの星が出、 イスラエルから一本のつえが起り、 モアブのこめかみと、 セツのすべての子らの脳天を撃つであろう。
明くる朝バラクはバラムを伴ってバモテバアルにのぼり、そこからイスラエルの民の宿営の一端をながめさせた。
ヘシボンから火が燃え出し、 シホンの都から炎が出て、 モアブのアルを焼き尽し、 アルノンの高地の君たちを滅ぼしたからだ。
これは主がさきにモアブについて語られたみ言葉である。